労働者の権利意識が高まり,個別労働紛争が増加していく中,問題社員への初期対応を誤ったため,重大な法的トラブルに発展することも少なくありません。最近は,法知識を逆手にとって証拠固めをしたうえで膨大な損害賠償を請求してくる社員やインターネットを悪用した風評被害などのトラブル事例も種々発展してきています。本書はQ&Aを用いて,労働問題を専門とする弁護士総勢19名がトラブルに発展しやすい事例を網羅的に詳解しています。
(共著,労働調査会)